木の図書館 シネマトーク&映画上映会レポート
2019年度 第2回「モダン・タイムス」
今回は『モダン・タイムス』を上映しました。
資本主義社会を風刺した、傑作と名高い作品です。
映画上映の前には、シネマトークとして『モダン・タイムス』にまつわる話を紹介しました。
1936年公開のモダン・タイムスは、チャップリンが監督・製作・脚本・作曲を担当した喜劇映画で、彼の代表作のひとつです。
☆こぼれ話☆
チャップリンの扮装は、とっさの思いつきで生まれました。
ある日、映画プロデューサーのマック・セネットから「なんでもいいから喜劇の扮装をしてこい」と言われ、衣裳部屋へ行く途中にだぶだぶのズボン、大きなドタ靴、それにステッキと山高帽という、全てにおいてチグハグな対照の組み合わせを思いついたそうです。
口髭は老けて見せるためにつけたということです。
この作品はサウンド版で、一部にセリフが入る以外は音楽の伴奏と効果音のみによるサイレント映画です。
小さいお子さんもいましたが、最後まで静かに映画を観ていました。
時々、会場から笑い声も聞こえ、年齢関係なく楽しめたようです。
今年度の映画上映会は終了しました。
木の図書館では、来年度も映画上映会を予定しています。
日付やタイトルなど、決まりましたらお知らせいたします。
自宅よりも大画面で。映画館よりも気楽な感じで映画を楽しみましょう。
みなさまのお申し込みをお待ちしております。